友人の本音にショックを受ける

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夫の友人達がお線香を上げたいから、木曜日(15日)にこっちに来てもいいかと連絡がありました。

「あぁ・・・とうとう連絡来たか」と思いました。

 

と言うのも、夫が亡くなってから直葬が終わるまで、親戚以外には連絡をしなかったのです。

親戚に連絡したのは一応儀礼のためだけです。

みんな遠方に住んでいるし、今はほとんど付き合いもないし。

しかもこの時期だし、普通に葬儀をしたとしても誰も来るとは思っていませんでしたから。(逆に”行く”と言ったら困ったと思う)

 

でも夫の友人達は違ったと思うのです。

何が何でもやって来ると考えました。

しかも・・・きっと、直葬なんて許してくれなかったと思うのです。

学生時代からの友人達は、今でも特別な何かを持っている間柄のようです。

夫自身がそうでしたから。

 

なので娘と相談して納骨が終わってから、夫が亡くなった旨、この時期もあり家族で見送った旨をしたためて、友人達に手紙を送りました。

娘と二人で「これで納得するかね?」と話してたら、案の定電話が掛かって来たのでした。

土日は交通機関が混むと困るので(コロナを意識して)、平日にお線香を上げに行きたいと。

 

いやぁ・・・私、これ以上仕事休みたくないんですが・・・とは言えません。

しかもウチは仏壇も買ってないので、主人の遺影に毎日お水を代えて手を合わせているだけです。

お線香を上げたいと言われても困りました。

それを正直に言うと、だったらお墓に行くと言われて・・・

多分、遅かれ早かれこんな時が来ると思っていたので(想像以上に早かったけれど)、先延ばしにしても同じだと思い、木曜日に有給を取り娘も同行してもらって、夫の友人達をお墓まで案内しました。

 

夫の友人達は永代供養墓に少し驚いていたように思います。(その時は口には出さなかったけれど)

お墓の前でその時の状況などを少し立ち話しました。

前日に娘と相談していて一応、精進料理を出してくれるお店をリサーチして友人達を誘ったのですが、新幹線の時間があるからと断られました。

正直ちょっとホッとしました。

タクシーに乗る前に一人の友人から皆の気持ちです、と言いながらお香典を渡されて、断る間も無くタクシーに乗って去って行きました。

時間にしたら30分も掛からないほどの出来事でした。

 

ただ墓地からタクシー乗り場まで移動している時に、前を歩いている友人の一人が「こんな所に入れられて・・・」とボソっと言った呟きを聞き逃しませんでした。

今でも耳に残っています。

私は直葬にした事も永代供養墓にした事も後悔していません。

後悔はしていないものの・・・友人の呟きはショックで、今もちょっと引きずっています。

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