仕事から帰って速攻で司法書士事務所に電話を掛けました。
「ちょっとご相談があるのですが・・・」
「どう言った事でしょうか?」
「あの・・・今月ちょっと事情がありまして、今月分のお支払いが月末まで出来ないのです・・・」
「は?」
この司法書士事務所に初めて行った時、名刺を頂いた司法書士の先生は若い男性の方だったんですが、その後何度か電話があった時の相手は女性の方でした。しかもいつも違う女性の方。
みんな司法書士? それとも事務員?
大きい事務所なので、司法書士の先生はいっぱい在籍しているようですが。(HP情報ですが)
その辺はよく分からないのですが、どの人も丁寧で優しい印象の話しぶりでした。
でも今日の「は?」と言う一言で、この事務所の印象が大きく変わってしまいました。
任意整理をした方のブログを読み漁った時期があって、同じように司法書士事務所への支払いが厳しかった時に「優しく”遅れても大丈夫ですよ”と言って貰えてホッとした」と言う内容が頭に残っているのですが、どうも私は「司法書士事務所は私に寄り添ってくれる」と言う妄想を抱いていたようです。
明らかに不信感丸出しでワントーン下がって「は?」と言われた私は、瞬間に抱いていた妄想から目覚めたようにしどろもどろになりました。
それほど突き放されたような「は?」でした。
「スミマセン・・・来月の15日には振り込めると思うので・・・」
「はぁ・・・では来月は15日と月末とで2回払われると言う事ですね?」
「・・・はい・・・」
まるで一回分も払えないのに、二回分も払えるのか?って言わんばかりの口調に聞こえたのは、私の被害妄想ではないと思います。
確かにそう思われても仕方ありませんけどね。
15日には振り込めると言うのは何の根拠もありません。
それまでに保険金が入ると言うか、入って欲しいと言う願望だけです。
司法書士事務所を間違ったかなぁ・・・って思いましたが、任意整理は人助けでも何でもなく、相手もビジネスだし甘い考えを少しでも持った自分が悪いのです。
そうは思うもののやっぱり「は?」の声は、今でも心に深く刺さっています・・・