昨日の続きです。
車いすに乗った夫と一緒に別室に連れて行かれたのですが、夫に「気分悪くなったの?」と聞くと「全然。昨日の事言ったらすぐ検査しますとか言って、看護師が車いす持って来たから歩けますと言ってるのに座って下さいって言うからさ」と言う事でした。
しばらくしてやって来た先生からの説明を受けました。
夫の話しの内容から即検査を要するとの事でした。
結果次第で、そのまま手術になるとか。
私は「手術」と聞いて、やっと事の重大さを理解したのでした。
夫は車いすに乗せられたまま先に出て行きました。
しばらくそこで待っていた私は看護師さんに案内されて、手術室の前で待機。
看護師さんから「今、カテーテル検査していますので、しばらくここでお待ち下さいね」と言われました。
私、30分くらいで終わるのかと思ったら・・・
誰も通らない手術室の前で一人ポツンと座って待つ事2時間くらい?
やっと看護師さんがやって来て「ゴメンナサイ、もう少しお待ち下さいね」と久しぶりに人の気配を感じてホッとしたものの、看護師さんの話しを聞いて血の気は引きました。
と言うのも、看護師さんが言うには「ご主人が胸が痛くて脂汗をかかれた時は多分、血栓が詰まった状態だったんだと思いますよ。水分を摂られた事で流れたのかも知れませんね~良かったですね~そのままだったら危なかったですよ~」
その看護師さんはベテランぽい感じで、私が一人で長い時間待っていたので近所のおばちゃん同士の立ち話しのように軽い感じで話してくれました。
私も「え~!そうだったんですか?危なかったんだぁ~」と笑いながらの会話が気持ちを楽にしてくれたので、今思えば流石だなって。
でもそれからまた待たされて、今度は若い看護師さんがやって来て先生の説明があるからとまた連れて行かれた所は、ガラス張りの向こうに夫が数人の医師に囲まれているのが見えていました。
そこで先生から夫の心臓の映像を見せられました。
「心臓には大切な三本の血管があって、その内の二本の血管が狭くなっています。ここに血栓が詰まって胸が痛くなったんでしょうね」と先生が分かりやすく説明してくれました。
映像を見ると造影剤が流れたら、途中で血管が切れそうなくらい細くなっている所が何ヵ所かありました。
このままでは危険なので、血管を広げる手術に入っていると言う事でした。
先生によれば、その細くなっている所に風船のようなものを入れて血管を広げるんだけど、ご主人の血管は固くなっていて風船がしぼんでしまって効果がないとか。
なので、金属で出来ている筒のようなものを入れます・・・と言う事でした。
画像を見ながら「分かりました・・・よろしくお願いします」と言ったものの、正直よく分かっていなかったんですよね。
ふ、ふ、風船?
き、き、金属?
け、け、血管に???
みたいな。
スミマセン・・・続きはまた明日書きます。