昨日、夫に「ひざカックン」されたものの、私の気分は悪くありませんでした。
何と言うか・・・一つの壁を超えたような。
十数年前、夫から「しばらく帰れない」と電話があったきり、本当に帰って来なくなったのですが、後日メールで会社を閉鎖した事を知らされたのでした。
債権者が自宅に行くかも知れないが、連絡も無いし居所も知らないと言うように指示されたのですが、私は「そんなのイヤだから来ないようにして!」って言った記憶があります。
夫は、逃げている訳では無いので債権者の方へはこちらから連絡は入れてるけれど、債権者の中には色んな人がいるからもしもの時のために、と言う事でした。
そして実際に家に債権者が来た事もあったのですが、怖い思いをする事が無かったので良かったですが。
今となったらもう遠い記憶です。
十数年前なんて、ついこの間じゃん?って思う人もいるでしょうが、私の中では思い出したくない記憶なので、心の奥に閉じ込めたら現実の世界との境目が分からないくらいの遠い記憶になっていったのでした。
でも昨日の夫からの告白で、閉じ込めておいた記憶がちょっとだけ蘇ったようです。
最初に書いたようにイヤな気分にはならなくて、区切りがついてホッとしたような・・・
でも借金の返済は続くんですけどね。