もちろん私が言った訳じゃありません。(誰も思ってない?)
同僚(年下)の言葉です。
その同僚の実家は資産家のようで、両親が元気なうちに財産の分配をする事になったそうですが、それで姉妹の話しがまとまらないから頭が痛い・・・と言う話しを休憩時間に聞きました。
三人姉妹の長女に当たる同僚の話しでは、姉妹は仲が良い方だそうですが、それぞれのダンナ同士に問題があるそうです。
皆さん夫婦中は悪くないし、それぞれの夫は社会的にも甲乙つけがたい地位にあるそうで、お金に困っている訳ではないそうです。(じゃあ、同僚はなんで働いているの?って思ったけれどKYなので飲み込んだ)
親族が集まった時も問題なく楽しく過ごすのに、家に帰ったら姉妹に対してチクリチクリと嫌味を言うのだとか。他の姉妹の夫も同じだそう。
親もそれを敏感に感じているそうで、自分達がいなくなったら問題が起きそうだと言う事で、生前贈与の話しになったと言う事でした。
みんなが「三等分したらいいんじゃないの?」って言うと「そんな単純な話じゃない」と一蹴されました。
自分は短大しか出てないけれど、三女は四大を出ている・・・結婚費用や家を購入した時に親に出してもらった金額に差がある・・・それぞれの子供の人数が違う・・・実家に一番近い自分が一番親の面倒を見ている・・・
親に掛けてもらっている金額が違うから単純に三等分とは行かない・・・と言う事らしいです。そしてタイトルに書いたセリフが同僚の口から出たのでした。
「知らんがな・・・」
って、後で違う同僚が吐き捨てていました。(もちろん当人に聞こえないようにね)
私も同感です。(私は心の中で”ふ・ざ・け・る・な”も付け加えましたが)
本人は毎日胃が痛いと言うくらい真剣に悩んでいるようですが、私には想像もつかない悩みです。お金があり過ぎる悩みって言うのは結局、人間関係と言う事でいいですか?
人間関係は乱したくない、でも相続で損をするのはイヤ。
本人は損だとか得だとかは思っていないようなんですが。
所詮他人事だと思いながらも、モヤモヤするこの気持ちは何なんでしょう・・・
私は同僚に捧げたい・・・
「お金ってあればあるほど助かるのよ」
一生、口に出す事はないでしょうが。