55歳定年
20数年前、私が入社した時はパートの定年は55歳でした。
当時アラフォーだった私には、55歳が定年と聞いてもピンと来ないと言うのが正直な思いでした。
そもそも続けられる自信が無かったし、そんな思いで一年一年積み重ねて来た結果、定年までやって来たと言う感じです。
でも自分がその歳に近づいて来た時、まだまだ働かなければいけない状況だったので、でも50代の求人なんて今よりも少なかったので、どうしようと不安になっていたように記憶しています。
60歳定年
そして55歳まであと1年ってなった時、パートの定年が60歳まで伸びましたと言われたんです。
え、マジで?
って、契約更新の時に当時の所属部長さんに思わずタメ口を言ってしまいました。
このブログを始めたのが60歳定年の時だったので、それに対してのカウントダウンの記事を書いていたと思います。
65歳定年
そしてまた定年が伸びて65歳になった時も、あと1年で60歳・・・と言う時に告げられたのでした。
またまたギリギリのところで首の皮が繋がったのでした。
高齢者の雇用を推進する政府の法案の恩恵に預かった訳です。
当時はまだ法律にはなっていなかったと思うのですが、大手企業だったので推進にはいち早く対応したみたいです。
その当時は仕事も忙しく残業も多かったので、人員確保の為だったのでしょうね。
今回もその年齢が70歳まで伸びたようで、正社員は65歳定年後に嘱託として70歳まで働けるようになったみたいです。
残念ながらパートには適用されなかったのですが、定年があと1年先だったら70歳まで働けたかも知れないですね。
でも・・・
残念ながらと書きましたが、本音はそうでもないんです。
あの会社で70歳まで働いている自分が想像出来ません。
もちろん時短にはなるでしょうが、仕事だけならまだしも人間関係はもう・・・ね。
それに仕事も若い人に引き継いで、今まで自分が主流でやっていた事はサポートする立場になていたので、居心地もドンドン悪くなっていましたから。
いい引き際だったと思います。